梅雨＿＿＿6

◉jun.26＿＿＿jul.3

北村匡平著〈スター女優の文化社会学》を図書館で借りる。原節子と京マチ子＝

聖女と魔女の図式で執筆されている。北村氏といえば、〈美と破壊の女優》で京

マチ子論を読んだばかりなのだが、40才未満なのに、映画黄金期の女優について、

綿密に研究されている。

連絡がとれなくなっている友人がいる。ワクチン接種で倒れていないといいのだ

が。

おくればせながら《あのこは貴族》多くの女性に見てもらいたい作品。安易な女

同士の友情物語ではない。車道のディスタンスを挟みながら、階層を超えて共感

し合えることの尊さ。暗黙のうちに押し込められている女性の鋳型に気がついて

ゆく門脇麦の寡黙ながら鋭敏な身体言語が秀逸。jul.3

今朝は、一本早い電車で行ったにもかかわらず、仕事の待ち合わせになぜか遅刻

し、帰りはウチの鍵を忘れてコメダで時間潰し。散々である^^;jun.30

明日の講義では、グループワークで１分の作品をつくってもらう。プレワークと

しては１分を体感してもらったり、呼吸数や脈拍を計測するところから入る予定。

jun.28

覚王山の高台のマンションにお呼ばれ。しかも単身住まい、羨ましい環境だ。そ

ういえば、隣のマンションには30年前に友人が住んでいたのだ。jin.27

千石以外にも怪優が出演しており、飲み屋のオヤジに殿山泰司、ジャングルブギ

を唄う笠置シヅ子は、密林に生息する珍獣のような趣である。それに、歌詞を黒

澤が担当していたことを初めて知る。

途中まで書きかけていた千石規子論をようやく書き終えた。さすがに1600文字は

つらく、黒澤作品初登場の《酔いどれ天使》と絡めながら完了。なんといっても、

彼女は初期の黒澤作品の７作品に出演しているのである。jun.26