初秋___3

◉sep.27___sep.30

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最終講義で締めくくったのは、声の大きい、発言力のある人の意見がまかり通り、

付和雷同してゆく国民性の風潮にあって、大人の云うことを信用せず、自分のあ

たまで考え、判断し行動するように伝える。ーDon't trust over 30's.ー

 

毎年講義が終了すると、受講学生それぞれへ寸評を示すことにしている。講義や

課題に対する取り組み方やからだから発せられる情報を観察した印象を記すのだ

が、今年はマスク着用で表情が窺い知れない。いかに顔の表情が身体言語の大き

な情報源になっているかが判る。

 

昨日は、2ヶ月ぶりのからだの研究会。自身の仕事をダイアグラム化して客観視

できるように示す課題。人のつくった資料を拝見すると、深く掘り下げており、

今後いかに進めてゆくべきかがクリアーになっており、自己反省材料として有意

義な試みだった。sep.30

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モード学園の地下入口にあった書店が閉店してしまった。立地柄、ファッション

誌の取り扱いが充実していた。愛読しているQUOTATIONもあっただけにとても

残念だ。sep.28

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だが、ひさしぶりにデザイナー時代の自分の仕事を見返すのは恥ずかしいものだ。

 

明日の講義では、いまや衰退産業を通り越して壊滅産業に至っているディスプレ

イの仕事について少し言及する。ファッションの流行が繰り返すように、デザイ

ンの潮流もどうなるかわからないのだ。

 

明日は、多角的に時間と空間について総集講義。ワークも交えながら、からだを

手がかりに空間にアプローチする手法を伝える。

 

早朝から宮本亜門、市村正親、鹿賀丈史による対談番組。偏見かもしれないが、

男性同士の対談は、芯から楽しそうにみえる。sep.27

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