◉jun.2___jun.13
───────────────────────────────────────《精神0》リタイアに向かう精神科医の日常を描いたドキュメンタリー。後半の
認知症を抱えた奥様とのおふたりの緩慢な動きに丹念に向き合うことにより、人
の老いの営みが静かに浮かびあがる。
アイドルの歌唱力は見過ごされがちだが、南沙織は上手い。当時はだれもが、彼
女に太陽が似合う陽性の印象を持っていたが、いま見返すと芸能界にそぐわない
シャイな翳りが散見される。拓郎やかまやつひろしが、彼女に名曲《シンシア》
を捧げたきもちがよくわかる。jun.13
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会報誌にエッセイを執筆中。文化芸術全般、読者を意識したものであれば、なんで
もOKと任されている。いま関心があるのは、作曲家の筒美京平氏。最強のヒット
メーカーだが、マスコミに登場しないその貫徹した潔さに魅かれる。
近頃、なぜか男性にモテる。以前は、女性にモテたということでは決してないが。
整体の先生が、ほぼ日手帳を使っていた。ビックリ!
某会友誌にエッセイを定期的に執筆。私のなかの怪優たちからはじまり、男子的文
化論、原節子論、アステアとアカデミズムを経て、只今偏愛女優論を執筆中。
jun.11
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年長の男性諸氏とのつきあい上、ジャズの話題に触れる機会が多くなったので、手
持ちのCDを探してみる。なんとあったのは、ガーシュウィン&コール・ポーターの
一枚のみ。jun.9
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原節子論のつぎは、《偏愛女優論》として、三宅邦子、杉葉子、北原三枝を執筆。
デビュー間もないうら若き頃からお母さん女優として、その女優人生を全うした三
宅邦子を尊びながらも恋愛映画のヒロインとして主演して欲しかった想いを込めた。
jun.6
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ご近所のちくさ正文館は、レイアウト大移動中。なんとなく応援の意味で、《小津
安二郎日記》を買って帰る。jun.2
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