バラ研に続いて、ふたつめの研究会を始めることにした。
名づけて《おとなの体育★研究会》からだを扱う専門家3人が集まって、情報交
換をしたり、課題を共有したり刺激を受けあったりしながら、それぞれの仕事を
進化させられるきっかけになればいいなぁ〜という趣旨である。
鍼灸師/スポーツトレーナー、ピラティス・インストラクター、ダンサー/演出
家という面々なのだが、多方面からからだへの視座が獲得できそうで、今後が楽
しみである。
初回の雑談会合では、ふだん取り組んでみえる仕事の内容や進め方、指導に対し
ての心構えがお聞きできた。おもに聞き役にまわり、私自身のことはあまり語ら
なかったような気もするが、立場上致し方ないことだろう。
いつの頃からか、思いついたことを脳内に留めずに、なるべくかたちにしたいと
思うようになった。なごやに長く住んでいると、待っている人が多いように見受
けられる。なにかいいことないかなぁ〜とか、仕事が来るといいなぁ〜とかひた
すら待っている。手を挙げる人がいない印象がある。どうやら、まわりの様子を
みながら動きだす慎重な県民性のようだ。私の仕事に限っていえば、特殊な仕事
故、待っていても殆ど仕事はこない。ならば、きっかけづくりを自ら仕掛けてゆ
くほかない。
ということで、この研究会もどこへ転がってゆくかはわからないが、転がってゆ
く矛先を楽しみたいとおもう。