SN Sばかりに投稿していると、文章が粗雑になってくる。
Twitterは140文字以内。スマホで見る人が多数派だろうから、FBでは200文字
以内で綴るように心がけている。簡便にまとめるスキルは鍛えられるが、長文を
書く能力からは遠ざかってしまう。ということで、久しぶりにブログに文章を綴
ってみる。
年を経ると時間の流れが高速になる。
まず一日が早い。一週間が2日ほどの感覚で過ぎ去ってゆく。とくにその感覚は、
年末年始に敏感になる。12月に入って、今年もあと少しとおもいきや、気がつ
けば新年の10日も過ぎている。別格の超高速のスピード感を味わうことになる。
次には、出張や旅の時間はとても早い。日常と異なる日々の体感時間は、目に映
るすべてが、新鮮で早く感じるということだろうか。先日も4日の出張。気がつ
けば帰りの新幹線の車中にある。瞬き4回したら4日が過ぎていたかのようだ。
一体この感覚はなぜなんだろう。
講義で時間についての講義をする。こんな感じで説明をしている、20才に於ける
一年は1/20。60才に於ける一年は1/60。一年の時間の感じ方ひとつをとっても
60才の感覚は20才の三倍に相当する。また、人生の時間列車は、年齢に応じて
加速してゆく。10歳は10km/sで走る。60才は60km/s、100才は100km/sで走
るようになる。この例えが、年若い学生にどの程度通じているのかはわからない
が、こんな説明で乗り切っている。
これ以上、時間列車の速度が増すのかとおもうとげんなりするが、はたして、み
なさん同じような感覚にとらわれているのだろうか。今度、同世代のだれかに聞
いてみたい。