初夏の一日__5

◉may.31___jun.9

───────────────────────────────────────チケットデザインを初めて褒められる。プログラムデザインもあわせて2種

類、通算22パターンになる。デザインの世界は、よくてあたりまえなので、

滅多に褒められることはないが故に単純にうれしい。

 

ダンスパーティ終了。大したことはしてないのだが、些か疲れた。気の張り

方が日常とちがうのだろう。jun.9

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明日はタンゴ曲でルンバを踊る。やはり手の扱いがむずかしい。それにちょ

っとした視線の角度でダンスが重くなってしまう。jun.8

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仕事が立て込んでくるとすべき案件を中太ペンでひとつずつ書き出す。昨日

書き出した15項目のうち終えた項目を赤で消すと、残りは6項目。ずいぶん

と多忙におもえるが、じつは要領がわるいだけ。jun.6

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錦織のゲームがファイナルセットまでもつれていて、明日の仕事の準備に集

中できない。

 

京マチ子逝去を受けて《羅生門》を再見する。検非違使の陳述の場面、龍安

寺の石庭における石のごとくインスタレートされた志村喬と千秋実の遠景配

置。塀の上に垣間みえる夏空の表情変化。画学生だった黒澤の表現性がいか

んなく発揮されている。スクリーンでしかわからない魅力を発見。

 

第4回目の《創作デザイン》講義。映像作品に於ける空間性を語る。その後、

印象に残る映画をひとりずつに語ってもらうワークへ展開。あまり映画に馴

染みがない学生が多いが、時間をかけてじんわりと記憶を辿らせる。jun.3

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活元で体調を整える。人の躰は多少は見えても自分の躰はまったく見えない。

おもいつく方法はすべて使って客観視する。

 

歯の治療のせいなのか、頭がもわ~として夕食を途中で投げだして眠る。さ

らにもうひと寝入り。may.31

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