春の一日__4

◉mar.28___apr.4

───────────────────────────────────────躁鬱病のことが知りたくて、《田宮二郎の真相》を読みはじめる。夫人の証言を

基にしているので、自身ではコントロール不能な厄介な病であることが如実にわ

かる。apr.4

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髪が伸びて芥川龍之介のようになっているので、美容院に行きたいのだが、ここ

数日の寒さでは切る気になれないのだ。apr.3

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今日からはじまった芸文リニューアル企画=《あいちアートクロニクル》は見応

えがあった。とりわけ印象的なのは、ステテコ姿の巨体がナゴヤの街をひたすら

闊歩する岩田信市氏のウォーキング・マン。それに栗本百合子氏の作品の全貌を

スライドで見ることができる。apr.2

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平日なのに、ジムがずいぶん混んでいる。新元号発表で休日の人が多いのかしら

んとおもったが、いや月曜休館の他館から流れてきているだけだと納得した。

apr.1

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昨日、仕事へ向うまえに中日ビルの見学会にでかけたが、屋上からみえるセント

ラルパークの無惨な樹々の伐木が痛々しい。

 

春休みの同級会。バイキングなのに、みんな食が細いあたりに年令が窺える。そ

れで良い、年寄りは腹七分!mar.31

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カズオ・イシグロ原作《浮世の画家》映画をみるような重厚な作品だった。時代

性を考慮した見事なロケーションとセット撮影。なにより、広末涼子をいつもよ

り低い地声で語らせていた。それだけでも演出家の力量が窺える。

 

初老の紳士よりお茶のお誘いを再三受ける。最近は男性にもてる。いや、以前は

女性にもてたということではなく。mar.30

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ショーケンか。傷だらけの天使は、不良性に腰がひけ殆ど見ていない。前略おふ

くろ様は、愚直そうな主人公役に違和感があり殆ど見ていない。だが、引っかか

りがあることは意味のあることとおもう。mar.28

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