春の一日__5

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◉apr.10__15

容赦なくバッサリ枝打ちされた樹々の根元に、<街に緑を>の石碑があった。

いっそのこと、<街から緑を無くそう!>に変えた方がいいんじゃないだろうか。

 

千種駅界隈唯一の緑陰、千郷町の樹々がごろん坊主にされてしまっている。

apr.15

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ふだん人の話を聴かない汚穴型の友人が、睡穴型(愚痴や悩みの吐露に終始する

人)に先に話しだされて聞き役にまわっている図が可笑しくて仕様がない。

 

5月に引き続き、6月もニューロンウォークの身体運用法の講習依頼を受けた。

好い調子だ。

 

風邪の整体的経過法を全うしてみた。丸三日で通過だな。服薬していないので、

からだが事前事後で生まれ変わっているはずである。apr.12

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推定年令55才、身長183cm。グレンチェックのジャケットにブラックジーンズ、

オリーヴグリーンのレザートートバッグを提げた叔父さんを山手線にて見かける。

こんな伯父さん、ナゴヤにはいないな。

出張時、ごほごほしてる人が多いな〜とぼんやり眺めていたのだが、風邪をもら

って帰ってきたらしい。細菌ばかりを簡単に頂戴するからだを恨めしくおもう。

 

かたや、隣席の同世代叔父さんを眺めるに、サラダのてんこ盛りをたいらげた後

パンを食する。その後、肉類や卵などには目もくれず、サラダのてんこ盛りを二

回お代わり。そしてデザートを無視して珈琲で締めくくった。老いも若きも偏る

のが男子の性ということか。

 

出張時、朝のバイキングの楽しみは、男子のプレートを観察すること。満遍なく

選ぶ女性とちがい、ひたすら動物性タンパク質を漁る。行く末の体調の変化を心

配せざるを得ない。Apr.10