アーティストにできること

【カラダノート】specialを終える。

愛知県芸術劇場プロデューサーの加藤愛さんをゲストにお迎えして、過去に携わ

られた多治見市での文化行政のあり方をお聞きする。後半は、表現や文化企画に

携わる参加者からの感想、提案などをお聞きする。

 

イベントを終えた印象としては、表現者とプロデューサー、劇場関係者が本音で

語らう機会、また表現者が市井の人たちからリサーチできる機会が日常化すれば

好いのではとおもう。テーマの《アーティストにできること》へのヒントとして、

文化芸術に関する20項目の中から世間話として有効なものにYES、相応しくない

ものにNOで選んでもらうアンケートをとる。結果は、多い方で17項目。少ない

ひとで1項目の結果だった。(私より少ない方がいた!)多い方は、表現者側と

世間との乖離を楽観的に捉えているのか、または日常、気を遣わずに話題の俎上

にあげられる恵まれた環境にみえるということだろうか。作家は、文化芸術に関

する自分の認知度と世間知のちがいを知っておく必要がある。知っているか否か

で作品の有り様はちがってくるはずである。

個人的には、文化催事に携わる方々は、われわれにあらたな企画の可能性や表現

の多様性について、ざっくばらんに相談していただけるとありがたい。われわれ

がなにをしたいかではなく、なにを求められているのかをお聞きしたいのである。

 

参考までに列記した項目20セレクションを記します。

ちなみに私のチェックは、3.と5.にしか付けられない。残念ながら、あいちトリ

エンナーレを話題にすることは憚られるのである。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

下記に上げた項目で、

巷の話題として相応しいものに<YES>、相応しくないものに<NO>、にチェ

ックを入れてください。知らない項目については<知らない>にチェックをお願

いいたします。        

 

    1.小津安二郎

    2.リップヴァンウィンクルの花嫁

    3.とと姉ちゃん

    4.花森安治

    5.三谷幸喜

    6.重版出来

    7.ラーメンズ

    8.国立西洋美術館

    9.隈 研吾

  10.あいちトリエンナーレ

  11.藤田嗣治

  12.平田オリザ

  13.ローザス

  14.堀江敏幸

  15.村上春樹

  16.穂村 弘

  17.ポール・スミス

  18.ジョン・ケージ

  19.サカナクション

  20.バッハ