おどる漱石_work diary1

 

年末は、渥美半島の先っちょの会場まで映写テストにでかける。

う〜む、漱石先生の<こころ>のテキストがどこかの方言のようになっている

・・?サイレンスダンスの新作では、なんと!300Pの名作を1P分の短縮映像

に切ってみせる無謀な試みに挑む。そして、画像のグラフィカル・スコアーは、

サウンドデザインに映像制作兼任の才人=ニシテツロウ氏によるもの。<坐る

男>以来の手合わせだが、温厚篤実な人柄で、やわな演出担当を支えてくれて

いる。くわえて、何事にも動じない沈着冷静な制作担当は、お馴染み=Perky

patの加藤智宏氏。作品制作の精神面を支えてくれる人材で両脇を固めている。

くわえて、加藤氏同様30年来の知古の間柄、熱血照明家の坂下孝則氏という

布陣で、630名の中学生観客にむかう・・。

 

これから、年末年始にむけて、家具、美術のチェック、弁士の語りの構成と言

語映像の再構成、振付の構成チェックに時空間設計図の作成。照明、音響のタ

イミング調整指示、衣装のスタイリング、、とやること満載なのである。


年が明ければ、本番まで一月半を切る。身を引き締めて臨まないとあっという

間に時間は経ってしまう・・。おぉ〜こわい。